単独行登山の山選び

単独行は、登山計画をしっかりと立てることが、必須。

そして、単独行の登山計画は、自分に合った山を探すことから始まります。

以下で、『単独行登山の山選び』について書いています。

単独行における山選びとは?

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『単独行』とは、誰にも束縛されないこと。そして、山選びも自由です!

でも、トラブルの発生で深刻な事態になりかねない単独行では、歩くルートを事前に調べ、自分の体力と技量に合った山を選ぶ必要があります。

また、山選びは、単独行の楽しみのひとつ。誰かに決められた山やルートを歩くのではなく、自分が考え、決めて行く登山は、達成感も喜びもひとしおです。

初めての単独行の山選び。重要なのは?

いくら単独行が自由だからといって、いきなり日本アルプス級の山を選ぶのは自殺行為です。

単独行の山選びで重要なのは、自分の力を知ることまずは、自分の体力と登山の経験・技量を把握しましょう!

登山計画はもちろん、山の中でもすべてをひとりで判断して対処しなくてはならない『単独行』。バテても誰も荷物を持ってくれないし、わかりにくい分岐が現れたとき、どちらに進むか決めるのも自分。

だからこそ、グループ登山以上に、自分のレベルを正しく把握することが大切になります。

単独行に必要な力とは?

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単独行に必要な力とは何でしょう?

それは、次のようなもの。

  • 体力
  • 「地図読み」と「ルートファインディング」
  • セルフレスキュー

まず、予定のルートを余裕をもって歩ける「体力」が必要。そして、登山中に起こるさまざまな出来事を判断してトラブルを回避する能力も大切です。たとえば、正しい道を判断する「読図やルートファインディング」、いざというときに身を守るための「セルフレスキュー」などが挙げられます。

自分のレベルを把握したうえで、レベルの範囲内で「行きたい山」を選ぼう!

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『登山レベル』別の山選び

「登山力」に合わせて4つレベルに分類します。

  • 初心者
  • 初級者
  • 中級者
  • 上級者

自分の登山レベルにあった山で、小さな失敗を繰り返しながら、単独行を続けていけば、自分の経験となって蓄積され、それが『自信』につながります。

『初心者』向きの山

yamaerabi2登山における初心者とは、「3〜5時間程度の山でもバテり、地図読みもルートファインディングもセルフレスキューもできない人」のことです。

特に体力がないのは、山に入る前に、すでに大きなリスクを背負っています。また、自分の実力の限界に近い山だと、トラブルの対処が困難になるので、余裕がある山を選ぶべきです。

初心者は、自分に足りない要素を身につけるためにも、次のような山を選んでみてください。

  • 登山道がハッキリしている山
  • 登山者が多い山
  • 余裕をもって歩ける、無理のない山
  • 過去に登ったことがある山

また、”日照時間の長い季節”や”日曜祝日など登山者の多い日”を選んで計画を立てると安心です。

余裕がある山で、地図読みやルートファインディングなどの山歩きの基本を身につけてください。

『初級者』向きの山

3〜5時間程度の山でバテずに歩け、また、地図読みなどにも慣れてくれば、ちょっとした岩場のある山、歩行時間の長い山にも挑戦してみましょう!

山に登る回数を重ねることで、知らず知らずのうちに山登りのコツがつかめてきます。

地元にある低山を知り尽くすこともオススメ。1つの山域に精通することは、登山技術の向上に役立ちます。

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『中級者』向きの山

7時間以上の山にバテずに歩け、地図読みやルートファインディング、セルフレスキューにも自信が持て、登山道具を使いこなせるようになったら、小屋泊まりの縦走登山やテント泊縦走にも挑戦してみてください。

行動範囲が広がることで、今まで身につけた登山技術がレベルアップします。でも、道標のしっかりした、岩場の少ないルートから。

『上級者』向きの山

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登山における上級者とは

  • 2日以上の行程の山を必要な装備を背負って歩ける
  • しっかりとした地図読みなどができ、進むべき道が判断できる
  • セルフレスキュー、ビバーク(野営)などトラブルに自信を持って対処できる

上級者なら、行きたい山へドンドン行きましょう!自然があなたを待っています♪

上級者にある障害は、山よりも自分自身。心の慢心や油断です。体力や技術に過信せずに、慎重な判断を心がけてくださいね。


単独行の醍醐味は、『自由に山を選び、自由に山を過ごし、自由に山を楽しむこと』。

だからこと、山選びは、非常に大切です。

少しずつレベルアップし、目標とする山に単独で登頂できるように頑張ってください!