ビバーク

天候の急変は、ハイキング中によくあることです。

大雨、濃霧、そして吹雪。

近くに山小屋や避難小屋などがあるときは、慎重を期して一時避難することができますが、無いときはビバークするしかありません。 ビバークする必要が出てくるのは天候の変化ばかりではありません。

とくに単独行の場合は、バテたり、あるいは休み過ぎて予定を大幅に遅れ、気がついたときには、 山中で夕方になり、動きがとれなくなるといったケースがおうおうにしてあるからです。日頃から適切なビバーク方法を頭に入れておき、いざとなったら、力を発揮できるようにしておきましょう。

濡れている場合は、着替える

ビバークする際は、まわりの状況を判断して、素早い行動をとらなければなりません。 ツエルトがある場合、適切な場所で設営する。その後は衣服が濡れていたら着替えたり、あるものを全部着こむようにする。 ツエルトがない場合は、雨や風などが少しでもあたらないところを探さなければなりません。そして、手早く濡れたものを着替え、あるものを全部着こむ。

濡れたものを着替えるのは、体熱で乾く程度だったらまだしも、濡れたものは体温を奪い凍死につながるからです。少しでも熱を放出しない努力をしましょう。

たとえば、新聞紙を腰の下にしいたり、身体に巻きつけたりすることもその一つです。新聞紙には保温力があるので、大いに活用してください。ザックの中に一部入れておくと、いざというときに役立ってくれます。また、ザックを空にして下半身だけすっぽりと入れるのも効果があります。アルミ箔で作られたレスキューシートがあると心強いです。