ビバークの方法

天候の急変は、登山やハイキング中によくあること。

  • 大雨
  • 濃霧
  • 吹雪

など。

テント縦走であれば、荷物にテントが入っているため、問題がありません。

また、近くに山小屋や避難小屋などがあるときは、慎重を期して一時避難することもできます。

しかし、無ければ、ビバークするしかありません。

ビバークとは?

登山中に予定通り行動できず、緊急避難的に野外で一夜を過ごすこと。一般的に、テントを張って、夜を過ごすことをビバークとはいいません。

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天候の悪化以外にもビバークが必要に

ビバークする必要が出てくるのは、天候の変化ばかりではありません。

とくに単独行の場合は、バテたり、あるいは休み過ぎて予定を大幅に遅れることがよくある。

気がついたときには、 山中で夕方になり、身動きがとれなくなっていまいます。

日頃から適切なビバーク方法を頭に入れておき、いざとなったら、力を発揮できるようにしておきましょう。

ビバークの手順

ビバークする際は、まわりの状況を判断し、素早い行動をとらなければなりません。

まずは、夜を過ごす場所を選定します。

ツェルトがある場合、適切な場所で設営。ツェルトがない場合は、雨や風などが少しでもあたらないところを探します。

濡れている場合は、着替える

ビバークする場所が決ったら、次にすべきことは『体温の保持』。

衣服が濡れていたら手早く着替え、さらに所持している衣類を全部着こむようにします。

濡れたものを着替えるのは、体熱で乾く程度だったらまだしも、濡れたものは体温を奪い、凍死につながるからです。

少しでも熱を放出しない努力をしましょう。

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使えるものは、なんでも使う

場所の選定と体温の保持を考えた後は、ザックの中身を再確認。

暗くなると、どこに何があるのかわからなくなります。整理も兼ねて、チェックしてください。

ザック自身も中身を空にすれば、”下半身だけの寝袋”になります。

ツェルトは非常に便利

ツェルトとは、簡易テントのこと。使い道は、多彩。

いろんなアイテムの代用として使える『スーパーサブのような存在』。

たとえば、以下のようなものの代用として使えます。

  • テント
  • 雨具
  • タープ

いざという時のためにツェルトを持っていればそれを使えば良いが、持っていない場合には、雨具、傘、ビニールシートなど持っているものを活用して、より快適な一夜を過ごす工夫をするしかない。

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新聞は必ず携帯する

ビバークの際に、強力な味方となるのが新聞紙です。

新聞紙は、軽い上、入手が簡単。ザックの中に入れておくと、”いざ”というときに役立ってくれます。

新聞紙の利点は以下のとおり。

  • 保温力がある
  • 湿気を吸い取る
  • 焚き火などで暖をとる際に、燃やせる
  • ヒマつぶしに読める

使い方は、工夫次第。

たとえば、使い道としては、保温力を活かし、腰の下にしき冷気から体を守ったり、身体に巻きつけて、ウェアの保温力を上げることなどがあげられます

大いに活用してください。

レスキューシートを忘れるな

さらに、アルミ箔で作られたレスキューシートがあると、心強い。

レスキューシートには、吸湿性はありませんが、保温力は段違い。

また、レスキューシートはダイソーなどの100均でも手に入りますが、質の高い専門品がオススメ。緊急時に必要となるものをケチると、痛い目にあいます。