雨具選びのポイント

ポイントは、5点です。

  • 防水透湿性素材のものを選ぶ。
  • 細部をチェックする。
  • セパレートタイプのレインスーツを選び、実際に上下を着用する。
  • 山行中の動作を実際にし、動かしやすさをチェックする。
  • 衣服の上に着用するため、サイズは余裕を持って選ぶ。

購入時にどのような点をチェックすればいいのか?

大きく分けて、「素材」と「デザイン」、「動きやすさ」のチェックです。

①まず確認したいのが、どんな防水透湿素材を使っているのか、です。

登山用品メーカーの素材は、全て防水透湿性素材が使われているため、考える必要はありませんが、それ以外のメーカーのレインウェアを購入される場合は、防水透湿性素材が使われているの要チェックです。

②デザインとしては、 フロントファスナー、袖口及び裾、ベンチレーション、フード、ポケットなどです。この点をひと通りチェックしてください。メーカーによって、それぞれこだわりがあり、差別化が図られています。

③動きやすさ(フィット感)ですが、このチェックは実際に衣類の上から着用の上、ご確認ください。

フードのフィット感・視認性・収納性
フードを被った状態で首を動かしてみて、視界は遮られないか腕の動かしやすさ腕を伸ばしたり、縮めたりして動かすといった動作がスムーズにできるか

脚・膝の動かしやすさ
ヒザを上げたり、しゃがんだりといった動作がスムーズにできるかザックとの干渉ザックのウエストハーネスがレインウェアのポケットの開閉に干渉しないかどうか。

レイヤリング
レインウェアと下に着用した他のウェアのベンチレーターの位置が一致しているかどうか。

レインパンツの裾の丈
ブーツ内への水が浸入することを防ぐため、充分な丈があるかどうかその他雨が浸入する隙間はできないかもチェックする。

襟の高さ
襟からの水の浸入が、雨具のウィークポイントです。襟が高く、上までファスナーが付いているもののほうが防水性に優れています。

ジャケットの袖口
襟と同様、ここからの水の浸入も多い。ゴムとベルクロ・テープ併用のタイプがおすすめです。

可能であれば、実際の山行中ではザックを背負っているので、着用時にザックも背負わせてもらいましょう。

最近では、ストレッチ素材を使ったレインウェアが販売されています。高価ですが、動きやすさとフィット感が大きく向上しています。細身のデザインにも貢献しているので、人気急上昇中です。

サイズに関して

雨具は一番上に着るため、ちょっと大きめを買いましょう。ショップでは、必ず上下とも着用してください。

歩く運動を重視しなければなりませんので、ズボンのサイズを優先すべきだと思います。ただし、ジャケットがあまりに窮屈なら、上下別売りのレインスーツも選択肢に。

ズボン
ウエストがきつくないもの、しゃがんだり、ももを上げてみたりしたときに動きが妨げられないものを選んでください。しゃがんだときに腰が出てしまわないように股上が深いものを選ぶのもポイントです。

ジャケット
腕を動かしやすいかどうかが一番のチェックポイントになります。実際に試着して、腕を振ったり、回してみたりして、脇の部分につっぱり感がないかどうか、チェックしてください。

その他のポイント

カラー
明るめの色をおすすめします。理由は、雨の日はどんよりと暗いということが挙げられます。道に迷い、不幸にも遭難してしまったとき、他人から発見されやすいというメリットがあります。

軽量性
雨が降るまで、ザックの中で眠っていることを考えれば、軽量でコンパクトに収納できるものがオススメです。
ですが、耐久性と軽量性は、相反する要素です。それを理解の上でお選びください。

またゴルフや釣り用の雨具は、防水透湿素材を使っていても縫い目の目留めをしていないなど、簡単な作りになっているものが多いので、できる限りアウトドア専門メーカー製の信頼できる製品を購入してください。

値段の目安は1万円台後半〜3万円ぐらいと、高価ではありますが、雨のときだけでなく、防風防寒用のジャケットにもなるという応用範囲の広さを考えると、けっして高価ではないと思います。