登山靴とは

登山靴には、さまざまな種類があります。どんな山登りをしたいかで選ぶことが大切♪

登山靴の主な特徴として、「形状」と「ソールの硬さ」があります。

形状の違い

形状は、大まかに言うと『カット』の違いです。

カットとは?

足首周りの形状のこと。具体的には、「ハイカット」「ミドルカット」「ローカット」といった形状に分けられます。

縦に長く、足首をしっかりおおうのが、「ハイカット」。逆に、スニーカーのように、クルブシが見えるのが「ローカット」。

足場が悪く、岩の多い高山では、安定感の高い「ハイカット」、低山のハイキングなどでは、ソールがほどよくしなる「ミッドカット」や「ローカット」がオススメ。

種類 内容
ハイカット 歩きにくいが、足首をしっかりとカバーしてくれるのでケガをしにくい。縦走・岩場向き
ミドルカット ハイカットとローカットの中間で良いとこ取り。どちらかといえば、ハイキング向き
ローカット 一番歩きやすいが、足首をカバーしないので捻挫や打撲等のケガをしやすい。ハイキング向き

ソールの硬さの違い

ソール(靴底)には、『シャンク』と呼ばれるソールのしなりを抑える硬い板(スチールや強化プラスティック製)が入っています。(※入っていないものもあります。)

ソールが硬い

ソールが硬いと、よれたり、ねじれたりしないが、歩きにくいの難点。

背負う荷物が重い場合、岩稜帯を歩く場合は、ソールが硬い方が不安定な地面に対して、しっかりした足場を確保できるので、安心感があります。

ソールは軟らかい

足首が固定されないので、歩きやすく、歩行性が高い。

その他の違いとして、アッパーの生地の違いなどがあります。強度を求めるなら革、お手軽価格ならナイロンがおすすめ。

登山靴の各部の名称と機能

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タン

足首の前面を覆うパーツ。多くはパッドを内蔵し、フィット感を向上させています。本体と一体のものは防水効果が大。

パッド

登山靴のフィット感を向上させるために、足首回りに取付けられています。汗も吸い取ってくれます。

靴ひも(シューレース)

平ヒモと丸ヒモの2種類あります。最近はフックやアイレットの通りがいい「丸ヒモ」がよく使われます。ナイロンなども混ぜて作られているので丈夫です。

フック・アイレット

どちらもヒモを通す部品。引っかけて使うのが『フック』で、輪になっていてヒモを通すのが『アイレット』。以前はD型の環もよく使われていました。

アッパー

革や合皮、ナイロンなどを使用。ゴアテックスなどの防水透湿素材が組み合わされ、蒸れや濡れに対応します。

トゥガード

合成樹脂などできたツメ先を守る硬い部分。ランドと一体化したモデルも多いです。アイゼン用のコバ付きもあります。

ランド

アッパーとソールの間をぐるりと囲み、登山靴の形状を安定させて足を守る部分。防水性を向上させる効果も。

アウトソール

地面と直接接する部分。摩耗しにくく滑りにくい素材でできています。深い溝があり、地面を確実にとらえことができます。ビブラムなどのグリップ性や剛性が高いソールが人気!

ミッドソール

アウトソールの内側にあり、弾力性が高い素材。このクッション性によって地面からの衝撃が緩和されます。