ザックの背負い方

ザックを自分の身体にフィットさせる(フィティング)と、それだけでザックは見違えるように使いやすくなります。

ザックを体にフィットさせる重要ポイントは

  • ヒップハーネスの固定から始める
  • ハーネスとストラップを適切に調節する
  • 背負い方の順番を守って調節する
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正しいフィッティングがザックを軽くする

ザックを背負いやすくするため、登山用のザックは肩だけに負担が集中しないように、肩と腰とに荷重を分散する構造になっている「高機能ギア。重さが背中で分散するため、軽く感じます。さらにザックの荷重を体側に引き寄せるための工夫がいろいろなされています。

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でも、どんなに高機能のザックを購入しても、そのまま背負っていては本来の実力を発揮できません。ザック各部のハーネスとストラップを適切に調節し、自分の体に正しくフィットさせること(フィッティング)で、初めて背負いやすいザックに。

ザックのフィッティング方法をしっかりと身につけてください。

ザックを背負う手順

ザックは、腰のヒップベルトから調節し始めます。腰の位置が決まったら、それに合わせてショルダーベルトの長さを調節し、さらにザックの荷重を体側に引きつけるためのさまざまなベルトを引いていきます。

初めは重く感じていたザックが、手順を進めるに従って重さが腰や背中に分散し、徐々に軽く感じるようになるのがわかると思います。順番を守って調節することで、よりフィット感が増します。

少しでも違和感があれば再度調整し、丁寧に体に合わせてください。

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①すべてのハーネスやストラップを緩める

いったんすべてのハーネスやストラップを緩めてください。コンプレッションストラップを締めて、ザック内部の動きも最小にしましょう。

②ヒップハーネスを適切な位置で軽く留める

それから「ヒップベルト」のパッド中央が腰骨(ウエストではありません)の上にくる位置でヒップハーネスのバックルを留め、腰回りにフィットするようにベルトをしっかり締めてください。

まずザックの荷重を腰骨に乗せると、不思議とザックが軽くなりますよ。

③ショルダーハーネスのストラップを引く

肩から胸にかけて”すき間”が出ないように「ショルダーハーネスの下部にあるストラップ」を引いてください。荷重の大半はヒップベルトで受け止めるので、荷物の重さを強く感じるほど引かなくてもOK。

④トップスタビライザーのストラップを引く

トップスタビライザーのストラップ」を引き、ザックを身体に引き寄せます。このときに、一方の肩だけに荷重の負担がかからないように、左右のストラップをバランスよく同時に引くように注意します。

⑤ヒップベルトとザック本体をつなぐストラップを引く

ヒップベルトにザック本体をつなぐ「スタビライザー」が付いている場合は、ストラップを引き、さらにザックを身体に寄せていきます。このストラップを引くことで、歩行中のザックの横揺れも防ぐことが可能。

⑥チェストハーネスのバックルを留める

最後にチェストハーネスのバックルを留め、苦しくない程度に軽く引く。このハーネスの位置は、鎖骨よりも5cmほど下が適していますが、自分の身体に合わせて微調整してください。