登山のマムシ対処法

は、ハチに次いで山で出会いやすい危険な生物。

mamushi

山で出会う蛇の中でも、マムシは特に注意が必要。マムシにかまれてしまった場合の対処法を十分に理解し、安全登山に心がけてください。

以下で、『登山のマムシ対処法』を書いています。

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マムシについて

日本に出没する毒蛇の代表が『マムシ』です。

マムシの特徴は、次のとおり。

マムシの特徴
  • 身体が太短い(全長45-80cmと短く、胴が太い)
  • 頭が三角形
  • 体色が淡褐色で、俗に「銭型とも呼ばれる楕円形の斑紋」がはっきりと入っている

毒性

ニホンマムシの毒は、出血毒が主成分で、神経毒も含まれます。

マムシにかまれると死亡する!」というイメージがありますが、実際は違い、年間約3,000人が被害を受け、死者は5 – 10名程度で、死亡率は高くありません

でも、死亡の可能性があるため、充分な注意が必要です!

マムシに噛まれたら

マムシの毒では、体力が弱っている老人や身体の小さな子供を除いて、死亡することはないといわれています。呼吸が止まるようなことはないので、まずは、慌てないこと

専門家のアドバイスにおいても、咬まれた場合は毒の回りを遅くするため、慌てずにゆっくりと下山し、病院に行くのがベストということです。

マムシにかまれたからといって、必ず毒を体内に注入されるとは、限りません。
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マムシにかまれた場合の症状

マムシにかまれると、電撃性の痛みが走り、2個のキバ痕が残ります。

そして20〜30分後激しい痛み・出血・患部のハレがおきます。1〜2時間後には、皮下出血・発熱・めまい・意識混濁など。

もし1時間以上経過しても、痛み・患部のハレがおきない場合は、毒が注入されなかった可能性があります。

毒蛇に噛まれたときの対処法

映画などで「毒蛇にかまれて、傷口を切開して毒液を吸い出すシーン」がありますが、これらは、ほとんど意味がありません。逆に、口内に傷があれば毒を取り込む可能性があり危険です。

毒蛇に噛まれたら、傷口を水で洗い流すことです。そして炎症を抑える意味でも、冷湿布をしてできるだけ、安静にしてください。下山後は、早急に”マムシの血清がある”医療機関へ。

対処の手順
  1. かまれた場所を水で洗い流し、吸引器具※1があれば、可能な限り毒素を吸引する。(口を使っての吸い出しはNG
  2. 抗生物質入りの軟膏を塗る
  3. 傷口より心臓に近い側を圧迫する(止血ではないので強く縛りすぎないこと)
  4. 下山して医療機関の治療を受ける(症状によっては、山岳救助要請も)

※1:吸引器具とは、ポイズンリムーバーなど。安物は機能性に問題があるので注意してください。


『ポイズンリムーバー』の詳細はこちら


不幸にもマムシなどの毒蛇にかまれた場合は、まずしっかりと患部を水で洗ってください。水は、飲料以外にも、このような使い道があります。登山には、多めに持っていきましょう。

そして、体を激しく動かすと毒の回りが早くなるので、走ったりせず、できるだけ安静状態で下山してください。