登山のドクガ対策

dokuga

ドクガ(毒蛾)について

ドクガは、成虫だけでなく、幼虫において、ハイカーに害を及ぼす昆虫です。

有名なのが、「チャドクガ」です。

ドクガの毒針毛

注意点としては、幼虫・成虫ともに『毒針毛』があることです。とくに、ドクガの幼虫には、体中に「たくさんの毒針毛」があります。

ドクガの成虫に関しては、鱗粉(りんぷん)に毒はありませんが、シッポに毒針毛があります

この毒針毛は、脱皮した抜け殻やサナギにも残っていて、これに触れても、カブレてしまいます。

発生時期

「幼虫」は、5~6月の日中。

「成虫」は、6~7月の夕方から早朝が多い。

生息場所

ドクガは、全国的に分布しており、北海道から九州の低山雑木林に生息しています。また山だけでなく、街路樹などでも見られます。

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ドクガの対策

刺されたときの症状

毒針毛に刺されてかぶれると、患部は、ジンマシンのように赤いブツブツが発生し、強烈なかゆみを起こします。

そして、この強烈なかゆみが2〜3週間は、続きます。

ドクガの対処法

ドクガに刺されないようにするには、長袖、長ズボンを着るようにして、肌の露出を抑えることが基本です。

ですが、ドクガの毒針毛は、非常に細く、衣類を通過してしまうので、肌の露出を抑えるだけで十分とはいきません。

多くのドクガの幼虫は、さまざまな草や樹木の葉を食べるので、木や草の葉に触れたときに幼虫の毒針毛に触ってしまうことが多いです。

さらに山行中に、ドクガの幼虫が、衣服やザックに付着していることも多いため、休息中に確認する習慣が大切です。

また、ドクガの成虫は、燈火などに集まって飛んできたところで刺される場合があります。通常の「ガ」と同様に、走光性があるためです。

テント泊などでは、ランタンの光に寄って来きますので、注意しましょう。

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治療法

  1. 患部の毒針毛をとりのぞく
  2. 水でよく洗う
  3. 薬を塗る

①ドクガに刺されてしまったら、患部にセロハンテープなどの粘着テープを当てて、毒針毛をとりのぞいてください。

この際、幼虫でも成虫でも、ドクガに刺されたら、とにかく決して掻いたり、こすったりしないことです。毒針毛の毒は、先端だけでなく、毛全体にあります。また、折れやすいからです。

こすることで、毒が広がってしまい、患部が拡大してしまいます。

②水で、よく洗い流します。

昆虫などの毒は、水に溶けることが多い。ドクガに限らず、蛇やスズメバチにかまれた際も、水で洗い流すことは重要です。

③そして、抗ヒスタミン剤を含む『ステロイド軟膏』を患部にぬって、症状がおさまるのを持ってください。症状がおさまらない場合は、医師の診断を受けてください。

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