登山のヤマビル対策

ヤマビルは、日本に60種類ほど棲んでおり、体長20mm前後の大きさで、尺取り虫のような動きで移動します。

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ヤマビルについて

ヤマビルは、ダニと同じように刺されると後が残る吸血生物で、吸いつくと約1時間ほど吸血し、満腹になると肌からはがれ、地上に落ちます。

山行中、ヒルに食いつかれても、血を吸われるだけで特に痛みやカユミはなく、衣服などが血に染まることで初めて、ヒルに吸血されたことに気づきます。

また病原菌を媒介することもないので、害虫とはされていません。

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生息場所

ヤマビルは、陸生で、渓流沿いの山林湿った樹林河川のそば山間部湿地帯湿った草の上でよく見られます。

山の中に入れば、いたるところに生息していると思ってください。特に湿っている場所には…

発生時期

冬以外は活動します。特に梅雨や秋雨の時期は活動が活発に。

ヤマビルの習性

ヤマビルは、人間の吐く息のなかの二酸化炭素に反応して、足元から這い上がってきたり、時には頭上から落ちてきます。

そして、衣服のすきまから入り込んで皮膚にくっつき、気がつかないうちに吸血します。

ヤマビル対策

当然のことですが、ヤマビル対策の基本は、長袖&長ズボンの着用が重要になります。あと厚めの靴下がおすすめ。

また市販されているヒルの忌避剤としてヤマビルファイターヒル下がりのジョニーも効果的。これはズボンや靴などに塗布しておくと、ヤマビルが這い上がってこられなくなるものです。

『ヤマビルファイター』の詳細はこちら

『ヒル下がりのジョニー』の詳細はこちら

ヤマビル駆除として、ヤマビルファイタージェットが販売されています。このスプレーは、ヤマビルをすばやく駆除するために、直接噴霧して使用します。

『ヤマビルファイタージェット』の詳細はこちら

また、ズボンのすそをくくったり、ゲイターを付けることで、ズボンのすそからの侵入を防げます。ズボンのすそをくくるグッズは、100均にも売られています。

ヤマビルに噛まれたときの対処法

ヤマビルに吸血されたら、ヤマビルを引っ張って引き離そうとしても、なかなか離れません。

でも、間違っても引きちぎってはダメ!

無理にも引きちぎると、ヒルの吸盤が皮膚内に残り、それが原因でいつまでもカユミが残ります。場合によっては、何ヶ月もカユミが残ることも…

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皮膚からヤマビルを引き離すには…

十分に血を吸って自分から離れるまで放っておくのが良いのですが、気持ちのいいものでもありませんよね。

ヤマビル吸い付かれたら、消毒アルコールライター・タバコなどの火を近づけると効果的で、近づけると簡単にぽろりと落ちます。

ヤマビルが離れたら…

ヤマビルは、吸血すると同時に「血が固まらなくなる物質」を注入するため、吸血された後はしばらく血が止まらず流れ続けます。

また患部は、かゆくなり、ひどい場合は頭痛をともなうこともあります。

ヤマビルが離れたら、患部からヒルの毒を絞り出し、化膿を防ぐために消毒し、痒み止めの薬を塗ってください。

血が一定時間出続けるので、絆創膏などで止血するといいですが、そのままでもやがて血は止まります。


ヤマビルを山で見かけると、まずゾッとします。とにかく、気持ちが悪いので…

そのあとは、気になって仕方がないんですよね。せっかくの山行が台無しになってしまいます。

そうならないためにも、対策は必要です。

特に、パーティを組んで集団で登山&ハイキングをされる場合、後方を歩く人は要注意です。

人の二酸化炭素で近づいてくるため、最後に歩く後方の人は、被害にあいやすいからです。

また最近、ヤマビル被害の多い兵庫県の山々や丹沢方面など、ヤマビル被害が多い山に向かう場合は、事前の対策を!

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