登山用テントとは

登山用テントとは、山の中で快適に暮らす「移動用家屋」。夜を平穏に過ごし心地よい睡眠ができれば、疲労がたまりにくく、それだけ長期縦走を楽しめます♪

以下で『登山用テント』についてご紹介しています。

登山用テントとは

テントには、いろんな種類があります。一般のキャンプで使うファミリー用の大型テント、バイク・ツーリングなどで使う便利なツーリングテント、そして山登りで使う登山用テント。

登山用テントと他のテントの違いは、主に3点あります。

  • 雨風に対する耐久性
  • 持ち運びのしやすさ(携行性)
  • 軽さ

主に平地で楽しむキャンプは、テントに天候の要素を加味していることがあまりなく、むしろ居住性の向上に重きをおいています。それに比べて山では雨風が強く、耐久性を無視できない。

また、ザックに入れて持ち運ぶため、携行性と軽さも重要な要素。重くかさばるファミリーテントを背負って、山歩きなどできません。

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登山用テントの種類

さらに登山用テントにも、いろんな種類があります。ウォール(壁)の枚数と自立・非自立の違いで4パターンにほぼ分類できます。

  • ダブルウォール×自立
  • シングルウォール×自立
  • ダブルウォール×非自立
  • シングルウォール×非自立

状況によって適したテントは異なりますが、設営が簡単で誰でも扱いやすいのが「ダブルウォール×自立」タイプ。

ウォール(壁)

ウォールとは、テントをおおうシート生地のことで、ダブルウォール(2重層)シングルウォール(単層)に分かれます。

ダブルウォールはテント本体(インナーテント)+フライシートで、シングルウォールはテント本体のみの単層です。

ダブルウォールタイプの場合

フライシートを張ると、テントの入り口前に「前室」と呼ばれるスペースを作ることができます。前室は荷物や登山靴を置いたり、調理場としても使えます。

また、テント本体(インナーテント)とフライシートのスキ間に「空気層」ができて、テント内外の温度差が小さくなり、テント内に結露を生じにくくなります。2重窓と同じ原理ですね。

自立・非自立

自立式とは、設営の必要がなく、収納袋から取り出し、ポールを通すだけでテントが自立するテントのこと。逆に非自立式とは、ペグなどを地面に打ち込んでテンションをかけないと立体化しないテントで、設営の手間がかかります。

初心者は、自立式をチョイス!

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テントの各部の名称とその機能

インナーテント

テント本体のこと。薄手のナイロン生地が多いが、メッシュ素材などもあります。

フライシート

防水性素材できた「テントの屋根」となるパーツ。

ポール

テントを支持するための棒。

張り綱(ガイライン)

テントにテンションを加える細いロープ。「自在」と呼ばれるパーツで長さを調節。

ベンチレーター

テントの換気口。テント内の湿気を逃がす。

前室

インナーテントとフライシートの間にできる土間。ダブルウォールタイプの特徴。

ペグ

テントを地面に固定する杭(くい)。

ハブ

ポール同士を結合するパーツ。

ボトムシート

テントの下部の部分。痛みやすい。